【読書日記】鬼はもとより

読了。青山文平の著書を読むのは初めて。藩札を扱った時代小説という点に興味を惹かれ、kindleにて購入。 主人公の奥脇抄一郎は、北国の小藩で上級藩士の家に生まれ、女遊びが高じて後家に刺されたことから、閑職に回された末、藩札の発行に携わることになる…

【読書日記】アフタービットコイン2

読了。アフタービットコイン1は読んでいませんが。 著者は、「決済システムのすべて」「証券決済システムのすべて」などの中島氏。もっとも、よりテクニカルな(玄人向け)感のあるこれらの著書に対し、本著はより一般向けか。 とはいえ、Stable coinやCBDC…

【読書日記】アフタービットコイン2

読了。アフタービットコイン1は読んでいませんが。 著者は、「決済システムのすべて」「証券決済システムのすべて」などの中島氏。もっとも、よりテクニカルな(玄人向け)感のあるこれらの著書に対し、本著はより一般向けか。 とはいえ、Stable coinやCBDC…

【読書日記】忘れられた巨人

カズオ・イシグロの最新長編。二回目の読了。 アーサー王伝説を下敷きに、サクソン人とブリトン人の(忘れられた)対立を描くもの。 イシグロの長編は、『充たされざるもの』等、主題がつかみずらいものもあるが、本作はクリア。「忘れる」ことの意味。歴史…

【読書日記】散り椿

読了。 久々に時代小説を読みたくなりKindleで購入。 タイトルの散り椿とは、通常の椿のように首が落ちる如く花が落ちる椿ではなく、花弁が一枚一枚散っていく椿を指す。

【読書日記】白銀の墟 玄の月 十二国記

ようやく読了。 中学校の頃に友人の姉の月の影・影の海(ホワイトハーツ版)を借りて読んだ時から、もう18年も経っていることに驚き。 新潮文庫版の販売が始まって、新作長編を今か今かと待ちわびていたのに、まさか米国赴任中に販売になるとは思わなかっ…